増資
ぞうし(資本構成と資金調達)
意味 新株発行で資本金を増やす
増資とは?
増資は、企業が新たに株式を発行して資本金を増やすことです。主に事業拡大や財務体質の強化のために行われます。既存株主の権利が薄まる可能性がありますが、大規模な資金調達が可能になるメリットがあります。
増資の具体的な使い方
「来年の海外進出に向けて、増資を実施して必要資金を確保する予定だよ。」
企業が事業拡大のための資金を調達する手段として増資を選択したことを示しています。新規事業のための大規模な資金需要に対応するための戦略的な決定を表しています。
増資に関するよくある質問
Q.増資のデメリットは何ですか?
A.増資のデメリットには、既存株主の持株比率の低下(株式の希薄化)、1株当たりの利益の減少、株価の下落リスクなどがあります。また、増資の規模や頻度によっては、市場での信頼性に影響を与える可能性もあります。
Q.増資の方法にはどんな種類がある?
A.増資の主な方法には、公募増資(一般投資家向け)、第三者割当増資(特定の投資家向け)、株主割当増資(既存株主向け)があります。また、新株予約権の発行や転換社債の発行なども広義の増資に含まれます。
Q.増資は企業にとって常に良いこと?
A.必ずしもそうではありません。増資は資金調達の手段として有効ですが、タイミングや規模によっては株価に悪影響を与えたり、既存株主の利益を損なう可能性があります。企業の成長戦略や財務状況に合わせて慎重に判断する必要があります。
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