一次市場
いちじしじょう(金融市場)
意味 新しく発行される金融商品市場
一次市場とは?
一次市場は、新しく発行される金融商品(株式や債券など)が最初に売り出される市場です。企業や政府が直接資金を調達する場所で、IPO(新規株式公開)もこの市場で行われます。
一次市場の具体的な使い方
「来月、大手IT企業が一次市場で新株を発行するらしいよ。注目の案件だね。」
企業の新規株式公開(IPO)の予定を伝えた文です。一次市場で初めて株式が公開され、投資家が直接企業から株を購入できる機会があることを示しています。
一次市場に関するよくある質問
Q.一次市場と二次市場の違いは?
A.一次市場は新規発行される金融商品が取引される市場で、発行体が直接資金を調達します。二次市場は既に発行された金融商品が投資家間で売買される市場です。株式でいえば、IPOは一次市場、その後の株式売買は二次市場で行われます。
Q.IPOとは何ですか?
A.IPO(Initial Public Offering)は新規株式公開のことで、企業が初めて株式を一般投資家に公開し、株式市場に上場する過程を指します。これにより、企業は大規模な資金調達が可能になり、投資家は新たな投資機会を得ることができます。
Q.一次市場の参加者は誰ですか?
A.一次市場の主な参加者には以下があります:
1. 発行体(企業や政府)
2. 引受会社(投資銀行など)
3. 機関投資家(年金基金、保険会社など)
4. 一部の個人投資家(IPOの場合)
引受会社が発行体と投資家の間を仲介し、新規発行を支援します。
ファイ単はアプリでも学べます!
ファイナンス単語帳がアプリになりました!金融市場と制度はもちろん、ファイナンス業界でよく使う単語をスマホで学習できます。
いつでも、どこでも、隙間時間を有効活用して、ファイナンス用語を効率的に学べるので、ぜひダウンロードしてみてください。