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金融商品と市場 - 株式

浮動株式数

ふどうかぶしきすう(株式

意味 市場で自由に取引可能な株数


浮動株式数とは?

浮動株式数は、市場で自由に取引可能な株式の数を指します。発行済み株式総数から、大株主や役員が保有する株式、自己株式などを除いた数になります。この数が多いほど、株式の流動性が高いとされます。

浮動株式数の具体的な使い方

「この会社は創業者の持株比率が高く、浮動株式数が少ないので、株価の変動が大きくなる可能性がありますよ。」

ある企業の株式構成と、それが株価に与える影響について説明した文です。浮動株式数が少ないことで、株式の需給が偏りやすく、株価が不安定になる可能性を示唆しています。

浮動株式数に関するよくある質問

Q.浮動株式数が多いと良い?
A.一般的に、浮動株式数が多いほど株式の流動性が高くなると考えられます。これは取引がしやすくなることを意味し、投資家にとっては利点となる場合が多いです。ただし、企業の状況によっては、安定株主の存在が重要な場合もあるため、一概に多ければ良いとは言えません。
Q.浮動株式数は増やせる?
A.はい、増やすことができます。主な方法としては、大株主が保有株式を売却する、自社株を市場に放出する、新株発行を行うなどがあります。ただし、これらの行動は株価や企業の支配構造に影響を与える可能性があるため、慎重に行われます。
Q.浮動株式数0でも上場できる?
A.いいえ、できません。上場維持には一定以上の浮動株式数が必要です。例えば、東京証券取引所のプライム市場では、流通株式比率35%以上が求められています。浮動株式数が極端に少ない場合、上場廃止のリスクがあります。

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