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企業財務 - 企業価値評価

企業価値(EV)

キギョウカチ(イーブイ)(企業価値評価

意味 株式と負債の合計価値


企業価値(EV)とは?

企業価値(EV: Enterprise Value)は、企業の総合的な価値を示す指標です。時価総額に負債を加え、現金・現金同等物を差し引いて算出されます。この指標は、企業の買収価値や事業価値をより正確に反映するものとして使用されます。

企業価値(EV)の具体的な使い方

「この企業の買収を検討する際は、企業価値(EV)を基に評価を行いましょう。」

企業買収の検討段階での分析方法を提案しています。単純な株式時価総額だけでなく、負債や現金も考慮に入れた総合的な企業評価を行うことを示唆しています。

企業価値(EV)に関するよくある質問

Q.企業価値と時価総額の違いは?
A.企業価値(EV)は時価総額に負債を加え、現金・現金同等物を差し引いたものです。時価総額が株主価値のみを表すのに対し、企業価値は企業全体の価値を示します。このため、企業価値は企業の買収価値や事業価値をより正確に反映する指標として用いられます。
Q.企業価値が高いほど良い企業?
A.必ずしもそうとは限りません。企業価値の高さは企業規模を反映しますが、それだけで企業の質や投資価値を判断することはできません。収益性、成長性、財務健全性などの他の指標と併せて総合的に評価する必要があります。
Q.企業価値はどう活用すればいい?
A.企業価値は主に以下の場面で活用されます: 1. M&A(合併・買収)の際の企業評価 2. 類似企業との比較分析 3. 企業の資本効率性の評価 4. 投資判断の材料として 特に、EV/EBITDA比率などの指標を用いて、企業間の相対的な評価を行う際に有用です。

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