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企業財務 - 財務諸表分析

株主資本等変動計算書

かぶぬししほんとうへんどうけいさんしょ(財務諸表分析

意味 株主資本の変動を示す表


株主資本等変動計算書とは?

株主資本等変動計算書は、会計期間中の株主資本(資本金、資本剰余金、利益剰余金)およびその他の包括利益累計額等の変動を表示する財務諸表です。配当金の支払いや新株発行、当期純利益などによる資本の増減を明確に示すことで、企業の資本政策や株主への還元状況を把握することができます。

株主資本等変動計算書の具体的な使い方

「株主資本等変動計算書を見ると、今期は自己株式の取得で資本が減少しているね。」

ある企業の株主資本等変動計算書の内容を確認している場面です。自己株式の取得による資本の減少という具体的な変動を指摘しています。

株主資本等変動計算書に関するよくある質問

Q.どの企業が作成する必要がある?
A.株式会社は原則として作成する必要があります。特に上場企業は必ず作成し開示しなければなりません。非上場の中小企業でも、会社法に基づいて作成が求められる場合があります。
Q.貸借対照表との違いは?
A.貸借対照表が特定時点での財政状態を示すのに対し、株主資本等変動計算書は期中の資本の変動を示します。貸借対照表の純資産の部の変動を詳細に説明する役割を果たします。
Q.どんな情報が含まれる?
A.主に以下の情報が含まれます: 1. 資本金の増減 2. 資本剰余金の増減 3. 利益剰余金の増減(当期純利益や配当金など) 4. 自己株式の取得・処分 5. その他の包括利益累計額の変動

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