第一次所得収支
ダイイチジショトクシュウシ（国際収支）
意味 投資収益等の国際収支
第一次所得収支とは？
第一次所得収支は、国際収支統計の一項目で、主に投資から得られる収益の収支を表します。具体的には、直接投資収益、証券投資収益、その他投資収益などが含まれます。また、賃金や利子、配当なども含まれます。
第一次所得収支の具体的な使い方
「日本の第一次所得収支は常に黒字だけど、これは海外投資からの収益が大きいからなんだよ。」日本の第一次所得収支の特徴と、その背景について説明しています。日本が海外に多くの投資を行っており、そこから得られる収益が収支を黒字に保っている状況を示唆しています。
第一次所得収支に関するよくある質問
Q.黒字と赤字の判断基準は？
A.第一次所得収支の黒字は、海外からの投資収益が国内からの支払いを上回る場合です。逆に、国内からの支払いが海外からの収益を上回れば赤字となります。
Q.貿易収支との違いは？
A.貿易収支が物やサービスの輸出入の差を表すのに対し、第一次所得収支は主に投資から得られる収益の国際的な収支を表します。両者は別の指標で、国際収支の異なる側面を示しています。
Q.日本の黒字が多い理由は？
A.日本の第一次所得収支が常に黒字なのは、海外への直接投資や証券投資が多く、それらからの収益が大きいためです。日本企業の海外展開や機関投資家の国際分散投資が主な要因です。
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