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マクロ経済と金融政策 - 経済調査

日銀短観

にちぎんたんかん(主要経済指標

意味 企業の経済見通し調査


日銀短観とは?

日銀短観は、日本銀行が四半期ごとに実施する企業短期経済観測調査の略称です。全国の企業を対象に、業況判断や設備投資計画などについてアンケート調査を行い、日本経済の現状と見通しを把握するための重要な指標となっています。特に大企業製造業の業況判断DIが注目されることが多いです。

日銀短観の具体的な使い方

「最新の日銀短観によると、大企業の景況感が改善しているようだ。」

日本銀行が発表した調査結果から、大手企業の経済見通しが良くなっていることを伝えています。この指標を通じて、日本経済の全体的な傾向を把握しようとしている状況を示しています。

日銀短観に関するよくある質問

Q.日銀短観の結果はいつ発表される?
A.日銀短観の結果は、通常3月、6月、9月、12月の四半期ごとに発表されます。具体的な発表日は、各四半期の初めの方(多くの場合、1日〜3日頃)に設定されることが多いです。
Q.日銀短観の主な調査項目は?
A.主な調査項目には、業況判断DI、売上高、経常利益、設備投資計画、雇用人員判断DIなどがあります。特に業況判断DIは、現状と3ヶ月後の見通しについて「良い」「さほど良くない」「悪い」の3段階で回答を集計しています。
Q.日銀短観の結果は株価に影響する?
A.はい、影響することがあります。日銀短観は日本経済の現状と見通しを示す重要な指標のため、結果が市場予想を上回ると株価が上昇し、下回ると下落する傾向があります。ただし、他の経済指標や国際情勢なども株価に影響するため、日銀短観の結果だけで株価の動きを予測するのは難しいです。

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