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会計と税務 - 財務会計

貸借対照表

たいしゃくたいしょうひょう(財務会計

意味 特定日の財政状態一覧表


貸借対照表とは?

貸借対照表は、企業の財政状態を示す財務諸表の一つです。一定時点における資産、負債、純資産の残高を表示し、企業の財務的な健全性や安定性を評価するのに用いられます。

貸借対照表の具体的な使い方

「今期の貸借対照表を見ると、自己資本比率が向上していることがわかりますね。」

企業の財務状況の改善を貸借対照表から読み取っている場面です。自己資本比率の上昇が、企業の財務体質の強化を示していることを指摘しています。

貸借対照表に関するよくある質問

Q.貸借対照表の見方のコツは?
A.貸借対照表の見方のコツは以下です: 1. 資産、負債、純資産の大まかな構成比を確認 2. 流動比率(流動資産÷流動負債)で短期的な支払能力を判断 3. 自己資本比率(純資産÷総資産)で財務の健全性を評価 4. 固定長期適合率(固定資産÷(固定負債+純資産))で長期的な安定性を確認 5. 前期との比較で増減を分析 6. 同業他社との比較で相対的な位置づけを把握 これらの点に注目することで、企業の財務状態を効果的に理解できます。
Q.貸借対照表と損益計算書の関係は?
A.貸借対照表と損益計算書の関係は以下の通りです: 1. 貸借対照表は特定時点の財政状態、損益計算書は一定期間の経営成績を示す 2. 損益計算書の当期純利益は、貸借対照表の純資産の一部として反映される 3. 貸借対照表の資産や負債の変動は、損益計算書の収益や費用に関連している 4. 両者は相互に連携しており、一方だけでは企業の全体像を把握できない 5. キャッシュフロー計算書と合わせて「財務諸表三表」と呼ばれ、総合的な財務分析に用いられる 両者を関連付けて見ることで、企業の財務状況をより深く理解できます。
Q.貸借対照表の資産と負債の順序は?
A.貸借対照表の資産と負債の表示順序は一般的に以下の通りです: 資産の部: 1. 流動資産(現金、売掛金、棚卸資産など) 2. 固定資産(有形固定資産、無形固定資産、投資その他の資産) 負債の部: 1. 流動負債(買掛金、短期借入金など) 2. 固定負債(長期借入金、社債など) この順序は、流動性(換金性や支払期限)の高いものから低いものへと並べられています。ただし、業種や企業の特性によって若干の違いがある場合もあります。

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