収益性指数
シュウエキセイシスウ(投資決定)
意味 投資の効率性を示す
収益性指数とは?
収益性指数は、投資プロジェクトの評価指標の一つです。将来のキャッシュフローの現在価値を初期投資額で割った値で、1を超えると投資価値があると判断します。この指標は、投資額の大きさに関係なく、投資効率を比較できる利点があります。
収益性指数の具体的な使い方
「このプロジェクトの収益性指数が1.5を超えているので、かなり魅力的な投資先だと言えるね。」
あるプロジェクトの収益性指数が高いことを評価している場面です。投資に対する期待収益が大きいことを示唆しています。
収益性指数に関するよくある質問
Q.収益性指数とNPVの関係は?
A.収益性指数が1を超える場合、NPVはプラスになります。つまり、収益性指数が1を超えるプロジェクトは、NPV法でも採択されます。収益性指数は、NPVを初期投資額で割ったものに1を加えた値と等しくなります。
Q.収益性指数の主な利点は?
A.収益性指数の主な利点は、投資規模の異なるプロジェクト間で効率性を比較できることです。また、資本が制限されている場合に、最も効率的な投資の組み合わせを選択するのに役立ちます。
Q.収益性指数の欠点はありますか?
A.収益性指数は相対的な指標であるため、絶対的な価値を示さないという欠点があります。また、相互排他的なプロジェクトの評価では、NPV法と異なる結果になる可能性があります。さらに、計算にはNPVと同様の割引率の選択が必要です。
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