額面
ガクメン(債券投資)
意味 債券の基準価格
額面とは?
額面は、債券の発行時に設定される基準となる価格です。通常、償還日にこの金額が返済されます。クーポンの計算や債券の価値を評価する際の基準となります。
額面の具体的な使い方
「この債券の額面は10万円だけど、市場価格は変動するかもしれないよ。」
債券の基準価格と市場価格の違いを説明している場面を表した文です。額面が債券の評価の基準となるが、実際の取引価格は市場状況によって変動することを示しています。
額面に関するよくある質問
Q.額面より高い価格で買うべき?
A.額面より高い価格(プレミアム債)で購入するかどうかは、市場金利や債券の利回りなど様々な要因によります。プレミアム債は高いクーポンを持つことが多いですが、満期時には額面で償還されるため、キャピタルロスが発生する可能性があります。投資判断には総合的な分析が必要です。
Q.額面と市場価格が違うのはなぜ?
A.額面と市場価格の差は、主に以下の要因によって生じます:
1. 市場金利の変動
2. 発行体の信用力の変化
3. 残存期間
4. 需給バランス
例えば、市場金利が上昇すると、既存の債券の価格は下落する傾向があります。逆に、発行体の信用力が向上すると、価格が上昇することがあります。
Q.額面が小さい方が良いの?
A.額面の大小自体は投資の良し悪しを直接決定するものではありません。重要なのは、利回りや信用リスク、流動性など、債券の総合的な特性です。ただし、小さな額面の債券は、投資家が少額から分散投資を行いやすいというメリットがあります。投資目的や資金量に応じて選択することが大切です。
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